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(九)呼出しのための送信信号は、(七)の規定によるほか、次のとおりであること。
(1)構成は、別図第十一号のとおりであること。
(2)同期符号は、(八)の(2)に定める符号列を一回送信するものであること。
(3)(2)の場合において、同期符号は誤り検定符号化がされずに送信されること。
2 受信装置
(一)1,530MHzから1,545MHzまでの5kHz間隔のいずれの周波数にも自動的に同調可能であること。
(二)通信状態にある時間以外は、NCSコモンTDMに同調していること。
(三)受信信号は、次のとおりであること。
(1)誤り検定符号は、レート二分の一、拘束長7の畳み込み符号とし、その生成多項式は次のとおりとする。
G1(X)=1+X2+X3+X5+X6
G2(X)=1+X+X2+X3+X6
(2)伝送速度は、毎秒1,200ビットであること。
(3)同期符号は、1の(八)の(2)に定めるものであること。
(四)復調器入力までの選択度特性は、別図第六号のとおりであること。
(五)パケット誤り率は、次の条件のもとで、送信パケットの長さが128バイトのとき0.08以下、48バイトのとき0.027以下であること。
(1)(±)0.06Hzの初期クロック周波数オフセット状態において、次のアからオまでの電波を加えた場合
ア 1,530MHzから1,545MHzの範囲の周波数の電波
イ フェージングを受けていない毎平方メートル(−)146.5デシベル(1ワットを0デシベルとする。)の電力東密度の電波
ウ 初期周波数オフセットが(±)850Hzであって、その周波数変動が、3秒間に(−)50Hzから(+)50Hzまでとなる電波
エ 別図第十二号に示す位相雑音の電波
オ 直接波と反射波の比が7デシベルのマルチパスフェージングの電波
(2)搬送波から(±)5kHz離れた点において、無変調搬送波レベルに対して
(+)5デシベルの相対レベルを有する妨害波を加えた場合

 

 

 

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